コラム│鋳造用設備・資材の製造・販売

JP

Column

技術情報

2022.11.16 品質(溶湯)

フラックスについて その1

フラックスの種類について

アルミニウム鋳造ではアルミニウム合金の成分だけではなく、溶解されたアルミ溶湯の
品質が製品の良否に大きく影響するため、アルミニウム鋳造の第一工程である溶解作業用の
フラックス処理は非常に重要な役割を担います。
アルミニウム用フラックスは鋳造条件に合ったものを選定する必要があり、
主に「1.除さい、脱ガス、酸化物除去用」、「2.共晶・亜共晶 Al-Si合金の改良処理用」、
「3.微細化処理用」、「4.アルミ分回収処理用」、「5.二次合金製造用」等が挙げられます。
普通ダイカスト鋳造法では多くの場合、「1.除さい、脱ガス、酸化物除去」を目的として
フラックスを選定します。

一覧へ戻る